築地と言えば日本の台所と称され世界的にも市場の取引額は最大だそうです。
場内では有名なセリで朝から盛んに採れたての生鮮食品の取引が行われる。
場外では鮮魚や青果と一般の方々も気軽に立ち寄る事もでき活気に満ちあふれた
この築地市場は83年の歴史に幕を閉じ、新たに豊洲市場に移転する日となりました。
僕は昨日同じ様な長きにわたり続けてきた中華料理店を訪れた。
そのお店は僕の幼馴染で親友のご両親が夫婦2人で切り盛りする極々普通のラーメン屋さんというようなお店で地元では皆に愛されているお店です。
しかしお店もご両親でやっていくにはご高齢もあってや健康状態も優れない事から
店を一旦閉めることにしたそうです。
正直言って失礼ではあるがお歳を考えると店の再オープンは難しく思え事実上の閉店なのだと感じました。
僕も幼い頃から食べ続けてきたお店なだけに
ましてや親友のご両親、昔から知らない人ではないので寂しさと残念な気持ちが込みあがってきます。
築地にしろ地元のラーメン屋さんも店仕舞いの理由や経緯は全く別のものではありますが
人々に愛され続けられたのは並々ならぬ努力があってのことだと思います。
常に僕らのお腹を満たしてくれたり時にはお酒を飲んでうるさくしてしまった事も
今は思い出深く感謝の気持ちでいっぱいです。
聞いた話ですがお店はおよそ70年続いたそうです。
築地の年齢とたった10年位の違いです本当に本当に長い間お疲れ様でした。
写真 戦後の創業時の店構え